バンクーバーオリンピック女子フィギュア

女子フィギュアは突き詰めていくと芸術になるんだなと
改めて思った大会だった。

浅田真央のトリプルアクセルをSP、フリーで３回飛んだのは女子フィギュア
では初めてでとうぶんこれを超える選手は出てこないだろう。

フリーでは後半のジャンプで足を取られてしまい、ミスをしたものの
他には申し分ない演技だったと思うが、本人は納得いかなかった
のだろう、インタビューでは涙を見せていた。

フィギュアの採点を突き詰めていくとキム・ヨナの世界最高得点に
行きつくんだろう。
ジャンプの質はいいし、構成力も申し分ない。
ただ、難易度という所では見ごたえがないように思う。
見てて面白みを感じないし、去年の演技がどんなものだったか
の記憶もはっきりしない。


次回のソチでの楽しみも見つかった。
これからの成長次第では、キム・ヨナに追いつき、追い越せるかも
しれない可能性を見せてくれたのが長洲未来だった。

オリンピックを楽しむと言っていた通り、緊張したそぶりを見せず
むしろ楽しそうに演技している姿と笑顔がとても印象に残った。

ジャンプやスピンもレベルが高かったから、このまま成長して
いけば次のオリンピックでは金メダル候補に挙がっているかも
しれない。
今回は４位だったが、３位のロシェットよりも演技力も
構成力も上だったように見える。
これがアメリカ開催だったら順位は逆だったろう。


直ぐに世界選手権があるので、それまでに今回のちょっとしたミスを
直すことが出来れば、浅田真央は今回の得点を超えることが出来るだろうから
また２００点台の演技が見れるだろう。


さて、４年後の浅田真央はどこに居るだろうか。
今回取りこぼした金を取りに行くかもしれないし
プロで公演をしているかもしれない。

まだ、浅田真央の進化は続くだろうから、氷上での
演技はまだまだ見ていたい。


バンクーバーオリンピック女子フィギュアリザルト

金　キム・ヨナ　　　　　　　　  ７８、５０　　 １５０、０６　　２２８、５６
銀　浅田真央　　　   　　　　　７３、７８      １３１、７２      ２０５、５０
銅　ジョアニー・ロシェット　　７１、３６　　 １３１、２８      ２０２、６４

４、長洲未来　　　　　　　　     ６３、７６　　 １２６、３９　　１９０、１５　
５、安藤美姫　　　　　　　　     ６４、７６       １２４、１０　　１８８、８６

　　

バンクーバー

気にいらないね。

オリンピックは地元が有利なのは変わらないのかね。

だとしたら日本で開催したら、真央とヨナの順位も
逆だったかもしれないと言えるのかな。

レオノワのように明るい曲に合わせて楽しそうに
演技すれば加点してもいいなとは思う。

演技力と構成力で得点が上がるのなら新しい事に挑戦するのは
無駄だとしたら、フィギュアの未来はつまらんもんになるな。

４回転もトリプルアクセルが飛べなくても一番上に上がれる
フィギュアになったら見てもつまらなくなる。

１９歳のてっぺん争いに余計なもん入れないでほしい。

ジャッジは公平性を保ってほしいものですな。

わくわく どきどき

２月　バンクーバーが迫ってきた今気持ちは

わくわく　どきどきしている。

Number No.747の表紙が浅田真央であるから
どきどきしてもおかしくはない。

この雑誌ではトリノで年齢制限で出られなかった頃からの
真央ちゃんが載っている。
この頃からバンクーバーで金メダルを取る事が夢だった
と語っている。

その夢が叶うまで後少し。

仕事を休んででもその瞬間を見逃すことは出来ない。

Numberには他にもキム・ヨナがフィギュア不毛の地である
韓国で出てこれたのか？や

名古屋でフィギュア選手が輩出される理由や

一躍　時の人になった高木美帆などバンクーバーに出場する
選手達が載っているので興味がある方は無くなる前に
買うべし。

２５日（日本時間では２６日１０時）過ぎに笑った顔で
表彰台の中央に居る浅田真央を見たい。
それまではどきどき　わくわくしていたい。


この夢が叶ったらプロに行くのかな。
それは嬉しくもアリ、悲しくもある。

四大陸選手権2010

韓国の全州華山氷上競技場で四大陸選手権が
行われ、日本から浅田真央、鈴木明子、今井遥の3人が
出場した。

SPで浅田真央がトリプルアクセルの回転不足に取られた
判定と、演技時間オーバーで減点を取られるなど
本人は緊張感がリンクに登ってから来て失敗したと
言っていた。

フリーではトリプルアクセル、トリプルアクセル＋ダブルトーループを
きっちり決めて勢いに乗り、逆転で優勝を決めた。

フリーではアクセルジャンプは決めたものの、得点は
思ったより伸びず、この調子ではバンクーバーでは
はたしてどうなるだろう。

長洲未来がアメリカ代表でバンクーバーに出てくる。
出来れば日本で代表争いをしてほしかったが
まだ16歳なだけに後のオリンピックも視野に入るだろう
から同じ世代の今井遥が良きライバルになってくれれば
浅田真央以降の世代にも期待が持てるのだが
期待するには早いかなあ。


フリー後での順位

1、浅田真央　　　　           183.96
2、鈴木明子　　　　           173.72
3、キャロライン・ジャン　　160.78

今井遥は　155.29で5位でした。

バンクーバー代表の切符を手に入れた

全日本フィギュアのフリーで初めのジャンプの
トリプルアクセルを見事に決めた後もジャンプ、スピン、
ステップをそつなくこなして、見事に1位と全日本フィギュア4連覇
を勝ち取った我らが真央ちゃん。
最終滑走の村上佳菜子を見守り見事に5輪の切符も
手にいれました。

鈴木明子と中野友加里との得点差はわずかなもので
得点が出るまでどちらが2位に入るか分からなかったものの
鈴木明子の方がわずかに上でした。

フリー滑走後の総合順位です

1、浅田真央　　　２０４．６２
2、鈴木明子　　　１９５．９０
3、中野友加里　 １９５．７３
4、安藤美姫　　   １８５．４４



女子の5輪の代表は
安藤美姫
浅田真央
鈴木明子に決まる。

男子は
織田信成
高橋大輔
小塚崇彦に決まった。

男子は注目度が低いせいか
5輪の代表が決まったセレモニーのコメントも
途中で番組が終わってしまった。
これはどうかと思うのだが・・・


２０１０年のフィギュアスケートの主な大会は

四大陸選手権（来年１月２７～３０日、韓国）
第２１回オリンピック冬季競技大会（２月１２日～２月２８日）
世界フィギュアスケート選手権大会（３月２２日～３月２８日）

浅田真央は全部に出場すると言っていた。
四大陸でバンクーバー前の調整とするようで
ここにキム・ヨナは出ないらしい。
ここでも表彰台の真ん中に立ってバンクーバーに
はずみをつけて貰いたい。

石川遼のように果敢に攻めて失敗するのはいい。
攻める気持ちのない選手達には負けないで欲しいし
真央スマイルを毎回見たい。
そして、練習のし過ぎで怪我だけはしないで欲しい。